化石燃料から再生可能資源への転換

従来型と変わる新たなエネルギー

木質廃材のリサイクル方法

従来は土木工事などで出た伐採材や剪定屑、また解体工事などで発生する
木質廃材の大半は産廃業者によって野焼きや施設などで焼却処分されて
いましたが、今は建築リサイクル法などの法律の改正などにより焼却処分
はできなくなりました。よって木質廃材は資源として扱われるように
なりました。その廃材をリサイクルする一例として、伐採した木材を粉砕
処理をして細粒分の多い土と混合し、植物の生育基盤としての土壌として
安定した状態を保つ工法があります。従来と比べて、廃棄物とされてきた
ものを有効利用することによって施工費や処理費などを含めたコストが
大幅に削減できるメリットが見込まれます。他にも解体工事で発生する
木くずを細かくチップ化し、板状に成型加工した資材に苗を植える等の
再利用法もあります。

森林資源による再生可能エネルギー

現在でも石油を筆頭とする化石燃料は世界のエネルギー源全体の9割を
占めていますが、今後も現在と変わらないペースで消費し続けていると、
石油は約40年ほどで枯渇すると言われています。また、化石燃料を使い
続けると二酸化炭素が増え続け、地球温暖化の原因になっています。
そこで今、化石燃料が使われてなかった時代に森林から薪や炭を生産して
いた頃の木材資源が発電や熱源として利用される木質バイオマスとして
注目されています。木質バイオマスとは「木材に由来する再生可能な資源」
のことであり、具体的には伐採した木の皮や、木材加工時の端材や屑、
住宅の解体材などを指します。燃料としては従来から使われている薪や
木炭のほかに、おがくずを固めたペレットという固形燃料が最近ストーブ
の燃料として使われて始めています。このような木材は伐採しても植林を
することにより未来に資源を残すことができ、環境に好ましい資源と
言えるでしょう。


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